社内イベント『 DevelopersIO ブログ勉強会2023 』開催内容のまとめ(と振り返り&総括)
アライアンス事業部 エンジニアグループ モダンデータスタック(MDS)チームの しんや です。
2023年10月から12月に掛けて、都合7回のシリーズ開催となった社内イベント『ブログ勉強会2023』。社内イベントという立て付け上、DevelopersIO読者の皆様に向けては『ダイジェストレポート』という形でその内容を開催回毎にお届けする形となりました。
当エントリでは開催したイベントそれぞれを振り返り、またイベント主催者としての総括を1つのエントリとして残しておきたいと思います。
目次
開催記録まとめ
今回の「ブログ勉強会2023」開催を思い立った経緯などについてはこちらのエントリにまとめています。当初こちらの「始めます」エントリ内でまとめも行おうと思っていたのですが、やっぱり全部終わってからまとめるほうが良いかなと思い直し、今回のエントリを書くに至りました。
そして今回の開催回の中で、実は「2019年に2回、2020年に1回それぞれ社内勉強会としてブログに関するイベントを開催していた」というのが発覚。発覚というか私自身の中で記憶から消えてしまっていました...(笑)私が登壇したものもあったのですが、開催記録としてスライドや録画資料は残してはいたものの、過去これまで開催し、ブログとして記録してきたもの(2013年、2015年、2023年)のように「ブログ化」まではしていなかったので記憶に留めることも(自身として)出来ていなかった、というのがあったのかなと想います。
ということなので、一応の「開催記録」として留めておくために、当時開催した内容の「イベント名」と「タイトル」のみここに書き記しておこうと思います。
# 2019年03月開催「クラメソ春のブログ祭り」 ・「Developers.IOにおけるブログ執筆の基礎について」 ・「アクセス数アップにつながる5つのタイトル改善ポイント」 ・「読者を飽きさせないリード文と本文の書き方」 ・「息を吐くようにブログを書く方法2019」 ・「SEOを駆使してPV爆上げ!」 ・「ブログとマーケティングと私」 ・「DevelopersIOをささえるインフラ」 # 2019年08月開催「クラメソ夏のブログ祭り」 ・「文章読本50冊のおいしいとこだけ共有します」 ・「普通の人が普通にブログを継続するためにやっていること」 ・「泡沫エンジニアブログ書きが普段どうやってるか晒す」 ・「1日に7本書く方法」 ・「typo発見を支える技術」 ・「ブログを書く前と書いた後にやること」 ・「AWSのアップデートブログを世界最速で出すためにすべきこと」 ・「普通の人が普通にブログを書く流れを紹介 〜おはよう、から、おやすみ、まで〜」 # 2020年08月開催「クラメソ夏のブログ祭り2020」 ・「カルチャーの体現者になろう!」 ・「シェア数を稼ぐ意味とそのためにできること」 ・「図、つかう。脳、悦ぶ。」 ・「センシティブな教育業界へ何も知らない若造が突撃取材してきた」 ・「Developers.IO Summer Festival」 ・「Developers.IOというメディアとその読者」
そしてここからは開催回ごとのサマリーと簡単な感想、ふりかえりをしていきます。
第1回開催(2023/10/18)
登壇者 | タイトル | カテゴリ |
---|---|---|
土肥 淳子 | 企業広報的な観点からDevelopersIOについて語ります | ガイドライン |
鵜飼亮次 | DevelopersIOにおける"良い記事"とは何か | ガイドライン |
しんや | アドベントカレンダーを完走する技術 | 執筆術、マインド |
シリーズイベントの記念すべき第1回目。実はこの第1回開催時点で、粗方シリーズ開催自体の検討と半分以上の人選・調整が済んでいました。第1回目ということで全体方針的、ガイドライン的な内容をお話頂ける方々と内容をラインナップさせて頂いた形です。
第2回開催(2023/10/25)
登壇者 | タイトル | カテゴリ |
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濱田孝治 | ディスカッション司会進行(MC) | ---- |
おつまみ | モチベーション向上の秘策 - ブログとSNSの連携戦略 - | 執筆術、マインド |
nokomoro3 | ブログ勉強会 #2 | 執筆術、マインド |
きんじょー | DevIOの書き方はDevIOの中に | 執筆術、マインド |
第2回目は「パネルディスカッション」構成となりました。登壇メンバーの組み合わせは司会進行のハマコーさんと協議の上オファーさせて頂いたのですが、皆さんの色々な御意見コメントが聞けて盛り上がっていたので良かったです。
第3回開催(2023/11/02)
登壇者 | タイトル | カテゴリ |
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和田祐介 waddy_u |
Zennにみる「いい記事」その秘密を解き明かす | 執筆術、マインド |
吉井亮 Ryo Yoshii |
吉井流 ブログを書くモチベーション | マインド、ふりかえり |
第3回目はDevelopesIOを外から見てみよう、という観点切り口で構成してみた内容。同じ「ブログ媒体」ではあるもののその特性はDevelopersIOとは異なる、クラスメソッドが運営するもう1つのブログである「Zenn」を統括する立場で和田さんに、また「元クラメソ」(クラスメソッドから転職された)の吉井さんのそれぞれの言及・指摘は「クラスメソッドの中の人」である我々DevelopersIO著者としては非常に参考になるものが多かったと思います。
第4回開催(2023/11/07)
登壇者 | タイトル | カテゴリ |
---|---|---|
鵜飼亮次 | DevelopersIO with AWS re:Invent | ガイドライン |
丸毛篤史 | アップデートブログを書こう! | 執筆術、マインド |
佐々木 大輔 | AWS re:Inventに臨む際の心得 | サバイバル、執筆術、マインド |
第4回目は「AWS re:Invent攻略回」。当初予定には無かったのですが、2023年11月末に開催を控えていた「AWS re:Invent 2023」を前に、士気高揚とブログアウトプットの質量向上の期待を込めて急遽セッティングした形となりました。ブログ執筆の技術的な部分も然ることながら、海外イベントに臨む際の向き合い方、準備の仕方、海外での過ごし方等に関してもディスカッションが広がり、とても有意義なものとなりました。
第5回開催(2023/11/08)
登壇者 | タイトル | カテゴリ |
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スギヤマ | 〜これを知れば記事のクオリティがさらにUPする画像データの基礎知識〜 | デザイン |
kubo | 〜Figmaでアイキャッチが簡単に作れる!〜 | デザイン |
fujita | 〜アイキャッチってなんだろう〜 | デザイン |
第5回目は「デザイン特集回」。ブログを印象付ける「アイキャッチ画像」は「読まれるか否か」まで左右し得るとても重要な要素です。そのアイキャッチ画像に関しても何か著者の皆さんにとって有用となる、タメになるノウハウを共有出来ないかなとおもって企画した回でした。御三方に快諾頂き、今回のようなラインナップで発表と記録を残せた事はとても良かったと思います。御三方共に「ブログ」の形で公開頂けたというのも最高ですね。
第6回開催(2023/11/16)
登壇者 | タイトル | カテゴリ |
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おのやん | エンジニア志望学生が”ブログの会社”に入社してみて思ったこと 〜新卒目線のブログ戦略〜 |
執筆術、マインド |
國崎 | 俺式DevelopersIOブログの取り組み方 | 執筆術、マインド |
第6回目は「フレッシュ枠開催回」。DevelopersIOは10年以上の運営実績があり、著者についても適宜クラスメソッド及びクラスメソッドグループにジョインされたタイミングでアカウントが発行されているので人数的には日々増加している形になりますが、「ジョインされてから比較的日が浅い人達の視点で、どういう風にブログ執筆に向き合っているのか」という観点でお話頂きました。
第7回開催(2023/12/14)
登壇者 | タイトル | カテゴリ |
---|---|---|
若槻龍太 | ブログを書く時に工夫していることや意識していること | ふりかえり、執筆術、マインド |
いわさ | 900日間、毎日ブログを書いて気がついたこと | ふりかえり、執筆術、マインド |
千葉 幸宏 (チバユキ) |
お面ブログはどのようにして生まれたのか | ふりかえり、執筆術、マインド |
第7回目はシリーズイベントの最終回を飾るにふさわしい、ブログ投稿実績十分の御三方に登壇頂く形となりました。「彼らのあのすごいアウトプットはどういう経緯で、どういう意図のもと、どういったものが積み重なって出来上がっているのか」という部分を紐解くことが出来れば...と思い登壇オファーさせて頂きましたが、その一旦が垣間見えることが出来て私自身としても大いに参考になりました。
総括
そして全7回の開催に関して、イベント主催者としての私の全体的振り返りも簡単ではありますが残しておこうと思います。
- こういった形で各回開催出来て、本当にやってよかった。
- 企画構想時点で多くの人達に色々な観点切り口でお話して頂きたいなというのがあった。
- 1回の時間枠をもう少し増やして(例えば2時間とか)1回で多くの人達に集まってお話してもらうというのも考えたが、昨今の状況とスケジュール調整の都合で「1回1時間、登壇者の数も2〜3名程度」という形で絞る&1人あたりの登壇時間を増やしてじっくり語ってもらう」スタイルで行くことにした。結果この形にすることで登壇者皆さんそれぞれの思いやノウハウを存分に堪能することが出来たと思っています。
- 登壇を快諾頂いた皆様、ありがとうございます!
- 新しいメンバーの新しい知見やノウハウを色々聞くことが出来て勉強になった。
- メンバーの方々が参考にしている、言及されている情報の中に、過去これまでにDevelopersIO著者達が残してきたものが受け継がれているのを目にすると感慨深いものがあった。
- 参加者情報について
- 都合7回開催、参加頂いた人数は述べ人数の合計でオフライン130人、オンライン410人の計540人という結果に。
- ご参加頂いた皆様、ありがとうございました!
- まずはこれだけ多くの皆様に御参加、御視聴頂けたことが何よりありがたかったです。
- 今回は大半の開催回が「オフライン、オンライン同時開催(ハイブリッド)」を採る形となりましたが、「社内イベントでオフライン開催」だと当日そのタイミングでオフィスに集まれる人も(スケジュール的な面で)限られるし、それでも見たい!となるとオンラインでの参加となる流れは自然ではあった。そもそもオフライン開催も日比谷オフィスのみだし。ハイブリッド開催は自分の中ではチャレンジングではありましたが、そのあたりの状況が実感できたのは個人的には収穫でした。
- オンライン開催に関しては「配信環境の準備・設営」も必要となっており、この辺りの手順やノウハウについても新しく学ぶことが出来たのでこれも収穫でした。
- 皆さんいずれもお忙しい方達ばかり、スケジュール的にも急であればあるほど調整が困難になるので、登壇オファーとスケジュール調整は可能な限り早めに出すようにした。「この時期辺りにこんな感じの内容でお話し頂きたいんですけど...」というふわっとベースなお話でも予めざっくりオファーしておくだけでも心持ちや準備の余裕が(オファーされた側も)出来ると思うので早めの声掛けは大切。
まとめ
という訳で、2023年10月から12月までに掛けて都合7回のシリーズ開催を行ってきた社内イベント『ブログ勉強会2023』のふりかえりと総括でした。
ブログ執筆に関するこういったノウハウ共有(及び共有イベント)は著者としてもとても参考になりますし、何より日々の執筆活動の励みとなります。
なのでこういったイベントを開催出来ればとも思っています。社内外含め、関連シリーズエントリを御覧頂きありがとうございました。またいつかどこかで!!